割引・割増についてのよくあるご質問

外税／内税設定による割引・割増金額の計算方法について

会計金額全体（伝票単位）への割引・割増は、会計金額の総額（税込）に対して算出されるため、外税設定か内税設定かで、割引・割増金額と消費税、支払い金額が変わります。

• 会計時に適用した割引・割増の金額には、消費税が含まれます。
  消費税を含まない状態での割引・割増はできません。

消費税に関する設定

「％」で割引・割増を適用した場合

1,000円の商品を10%割引した場合

外税設定か内税設定かで会計金額の総額（税込）が変わるため、「％」で割引・割増した場合は次のようになります。

• 外税設定の場合
• 内税設定の場合

外税設定の場合

外税設定の場合、1,000円の商品の総額は1,100円（税込）になります。
これに対して、10%割引します。

1,100（総額）-110（10%割引）=990
となり、支払い金額は990円になります。

内税設定の場合

内税設定の場合、1,000円の商品の総額は1,000円（税込）になります。
これに対して、10%割引します。

1,000（総額）-100（10%割引）=900
となり、支払い金額は900円になります。

商品単位と伝票単位の割引・割増を併用する場合

伝票内の一部の商品（商品単位）に対して、割引・割増を適用し、さらに会計金額全体（伝票単位）に対しての割引・割増の併用もできます。

1,000円の商品を商品単位で100円引きし、会計金額全体で10%割引した場合

商品単位での割引・割増が適用された会計金額に加えて、会計金額全体への割引・割増が適用されます。

• 外税設定の場合
• 内税設定の場合

外税設定の場合

1商品単位での割引・割増

商品単位で100円割引されて900円になり、外税設定の場合は税込価格が990円になります。

2会計金額全体への割引・割増

990円に対して、会計金額全体へ10%割引が加えられ、合計金額は891円になります。

内税設定の場合

1商品単位での割引・割増

商品単位で100円割引されて900円になり、内税設定の場合は合計価格が900円になります。

2会計金額全体への割引・割増

900円に対して、会計金額全体へ10%割引が加えられ、合計金額は810円になります。

端数値引について

「レジ基本設定」画面で、「端数値引」を「オン」に設定している場合、会計時に、会計総額の端数が値引きされます。

レジ基本設定の確認・変更方法

割引・割増をしている場合は、割引・割増後の会計総額の端数が値引きされます。

カスタム割引・割増について

伝票単位での割引・割増を適用する際に、事前に店舗独自で設定した割引・割増ではなく任意の値で入力すると、「注文入力」画面に「カスタム割引・割増」と表示されます。

• レシートや「レジ締め前伝票」画面、「取引履歴」画面、「日別売上」画面の詳細にも、「カスタム割引・割増」と表示されます。

個別会計時の割引・割増について

個別会計をする際の割引・割増の扱いについては、下記のページをご確認ください。

伝票の注文の一部を会計する（個別会計）