「在庫管理」画面の「棚卸」タブから、在庫の棚卸しが行えます。
棚卸しについてのよくあるご質問や、帳簿棚卸や循環棚卸などの方法については、下記のページをご確認ください。
棚卸し機能とは
Airレジ アプリやAirレジ バックオフィスの「在庫管理」画面から棚卸しが行えます。
棚卸しの注意事項
棚卸しの実施は、営業時間外などに在庫数が変動しない状態で行ってください。
商品の入荷や販売による在庫数の増減は、棚卸しの実在庫数には反映されないため、棚卸中に在庫数が変動すると想定在庫数と合わなくなります。
棚卸し機能を利用する前の確認事項
「在庫管理」の利用設定について
「在庫管理」画面を利用するには、「レジ基本設定」画面での利用設定が必要です。
- 設定方法は下記のページをご確認ください。
在庫管理機能の利用について
「在庫管理」画面で入出荷などの在庫管理を行っているかどうかで、棚卸し方法や、棚卸し後に確認できる内容が異なります。
在庫管理を行っている場合
入出荷などの在庫数の増減が想定在庫数に反映されるため、棚卸しで下記のことが行えます。
- 入荷や販売などの増減から「想定在庫数」が算出されるため、「実在庫数」との比較ができます。
- 「想定在庫数」と「実在庫数」に差分があった場合、在庫数を「実在庫数」に更新して反映できます。
- 反映した内容は在庫変動履歴でも確認できます。
- 「実在庫数」を入力せずに「想定在庫数」でも棚卸しができます。
- 商品に「原価」を入力している場合は、「在庫評価額」が確認できます。
在庫管理を行っていない場合
入出荷などの増減が想定在庫数には反映されないため、棚卸しでは実在庫数のみを入力します。
詳しい方法は下記のページをご確認ください。
商品の原価について
商品に対して原価を設定しておくと、棚卸評価額の算出に利用できます。
- 原価を設定しない場合も、商品の価格から棚卸し商品すべての「販売価格」は確認できます。
- 原価設定についての詳細は、下記のページをご確認ください。
棚卸し方法
- Airレジ アプリ
-
- ホーム
- 商品
- 商品設定[在庫管理]
- 在庫管理
- Airレジ バックオフィス
-
- トップページ
- 商品[在庫管理]
- 在庫管理
「在庫管理」画面の「棚卸」タブから、在庫の棚卸しができます。
STEP1.新規棚卸を作成する
-
「新規棚卸」ボタンをタッチします。
-
「棚卸日」「担当者」「対象商品」を選択して「在庫数を入力する」ボタンをタッチします。
- 棚卸し対象の商品が多い場合は、「カテゴリー」から対象カテゴリーを選択し、カテゴリーごとに棚卸しを行います。
- 「新規棚卸」の選択項目
-
選択項目について
- 棚卸日
-
棚卸しを実施する日など、基準となる日付を選択します。
- 棚卸し作業の履歴として棚卸一覧に表示されます。
- 担当者
-
棚卸しを実施する担当者を選択します。
- 担当者の選択は任意です。
- 複数人で棚卸しをする場合は、担当者を選択することで後から履歴が確認しやすくなります。
- 対象商品
-
-
- 在庫管理有無
-
「在庫管理商品」または「すべて」を選択します。
- 「在庫管理商品」を選択すると、「在庫管理」画面で「管理対象」が「オン」の商品のみが棚卸しの対象となります。
-
- カテゴリー
-
棚卸し対象のカテゴリーを選択します。
- 一度の棚卸しで選択できる商品とバリエーションの総数は、上限5,000件までです。
- 棚卸しする商品数が多い場合は、カテゴリーごとに分けて棚卸しを行います。
-
STEP2.実在庫数を入力する
「棚卸詳細」画面が開き、商品ごとの実在庫数を入力できます。
- 「棚卸詳細」画面についての詳細は、「棚卸詳細」画面の見かたをご確認ください。
-
実在庫数は、数値を手入力、バーコードリーダーでバーコード読み取り、端末のカメラでバーコード読み取り※1のいずれかで入力できます。
- 端末のカメラでバーコード読み取りは、Airレジ アプリのみの機能です。
- 入力ステータスを「未入力」にして絞り込みを行うと、棚卸し未実施の商品のみが表示されます。
端末のカメラでバーコードを読み取る場合
「商品詳細」画面でバーコードが設定されている商品やバリエーションは、端末のカメラでバーコードを読み取ることで実在庫数を入力できます。
- 商品やバリエーションにバーコードが設定されていない商品のバーコードは読み取りができません。
- カメラ起動時のバーコード読み取り音は、Airレジ「設定」の「操作音」の設定が反映されます。
-
「カメラでバーコードを読み取る」ボタンをタッチします。
-
「バーコード読み取り」画面で、商品のバーコードを読み取ります。
読み取りが完了したら、「読み取り完了」ボタンをタッチすると、点数が実在庫数に反映されます。- 複数の商品やバリエーションを、一度に100回まで連続して読み取れます。
- バーコードを読み取った回数分、実在庫数に反映されます。
- 実在庫数は手動でも変更できます。
-
「実在庫数」を入力すると、商品ごとの「在庫評価額」に反映されます。
- 「在庫評価額」の算出方法について
-
画面上で確認できる「在庫評価額」の算出方法は、実在庫数✕原価です。
商品ごとの想定在庫数✕販売価格、原価、実在庫数✕販売価格は、「棚卸明細表」CSVファイルで確認できます。確認方法は棚卸集計をCSVファイルで確認するをご確認ください。
-
「実在庫数」が「想定在庫数」と合わない場合や、棚卸し時のメモを残したい場合などは、メモ欄のえんぴつマークをタッチすると、メモが残せます。
- メモの入力・編集は任意です。
-
過不足の理由や棚卸し時のメモなどを入力し、「OK」ボタンをタッチします。
入力したメモは、「在庫変動履歴」でも確認できます。
- 「実在庫数」と「想定在庫数」が合わず、棚卸し完了時に実在庫数を在庫数に反映させた商品は、「在庫変動履歴」でメモの内容を確認できます。
- 「在庫変動履歴」のメモは、棚卸完了後に在庫数を反映すると表示されます。
- 「想定在庫数」と「実在庫数」が合わない商品を確認する場合
-
入力ステータスを「過不足あり」で絞り込むと、「想定在庫数」と「実在庫数」が合わない商品のみを確認できます。
過不足のある商品は、「」マークをタッチして在庫の変動履歴を確認することで、過不足の原因を調べられます。
STEP3.棚卸しを完了する
- 棚卸完了後は、内容の変更・修正はできません。
- 棚卸しは必ず完了させてください。
- 棚卸しの途中で入荷や販売による在庫数の増減があると、棚卸しの実在庫数には反映されないため、想定在庫数と合わなくなります。
-
「実在庫数」の入力が完了したら、「棚卸を完了する」ボタンをタッチします。
- 「実在庫数」の入力が途中の場合は、「一時保存」ボタンをタッチすると棚卸し内容が保存され、後から再開できます。
棚卸し途中で一時保存する場合をご確認ください。
- 「実在庫数」の入力が途中の場合は、「一時保存」ボタンをタッチすると棚卸し内容が保存され、後から再開できます。
-
「棚卸完了前の確認」が表示されたら、内容を確認して「棚卸を完了する」ボタンをタッチします。
「棚卸完了前の確認」の項目について
- 棚卸高
-
商品ごとの実在庫数✕原価の合計金額です。
- 棚卸し完了時点の金額が表示されます。
- 商品数
-
棚卸対象商品の合計点数です。
-
- 未入力
-
実在庫数が入力されていない商品の点数です。
-
- 過不足なし
-
想定在庫数と実在庫数が一致している商品の点数です。
-
- 過不足あり
-
想定在庫数と実在庫数が一致していない商品の点数です。
-
- 棚卸し内容に過不足がある場合
-
-
棚卸し内容に過不足がある場合は、「次へ」ボタンが表示されます。
-
過不足分の棚卸結果を「在庫管理」画面の「在庫数」に反映するかどうかを選択し、「棚卸を完了する」ボタンをタッチします。
棚卸し完了前に、入荷や販売などで在庫数の増減があった場合は、「反映しない」を選択し、棚卸し完了後に実際の在庫数を「在庫管理」画面で入力してください。
-
-
「棚卸完了」が表示されたら、「棚卸に戻る」ボタンをタッチします。
-
「在庫管理」画面に戻ります。
完了した棚卸しには、「棚卸完了」と表示されます。
- 棚卸による在庫数への反映について
-
- 棚卸しを完了すると「在庫管理」画面の「在庫数」に、在庫数が上書きされて反映されます。
- 「在庫変動履歴」の「種別」は「棚卸し・在庫確認」として履歴が残ります。
棚卸し途中で一時保存する場合
-
棚卸し作業を中断する場合は、「一時保存」ボタンをタッチします。
-
一時保存された棚卸しは、棚卸一覧のステータスに「棚卸中」と表示されます。
再開する場合は「>」マークをタッチすると「棚卸詳細」画面が開き、棚卸しを行えます。
棚卸情報の確認方法
- Airレジ アプリ
-
- ホーム
- 商品
- 商品設定[在庫管理]
- 在庫管理
- Airレジ バックオフィス
-
- トップページ
- 商品[在庫管理]
- 在庫管理
-
「在庫管理」画面の「棚卸」タブを開くと、棚卸一覧が表示されます。
確認する棚卸情報の「>」をタッチします。- 棚卸情報は、棚卸完了から10年間保存されます。
-
「棚卸詳細」画面で、過去の棚卸情報を確認できます。
「集計を見る」ボタンをタッチすると、棚卸情報の集計を確認できます。
またAirレジ バックオフィスの場合は、「棚卸明細表」や「棚卸集計表」をCSVファイルでダウンロードして集計結果の確認ができます。
棚卸集計を確認する
完了した棚卸しの集計結果を確認できます。
- 棚卸が完了していない場合(棚卸中)でも集計結果の確認はできますが、想定在庫数が変わる可能性があります。棚卸しは必ず完了させてください。
-
「棚卸詳細」画面で、「集計を見る」ボタンをタッチします。
-
「棚卸集計」画面で、棚卸しの集計結果を確認できます。
棚卸集計をCSVファイルで確認する
Airレジ バックオフィスから「棚卸集計」画面を開いた場合は、「棚卸明細表」や「棚卸集計表」をCSVファイルでダウンロードして集計結果の確認ができます。
-
- 棚卸明細表
-
「棚卸明細表(CSV)」ボタンをクリックすると、CSVファイルがダウンロードされます。
「棚卸明細表」で確認できる項目については、下記のページをご確認ください。
-
- 棚卸集計表
-
「カテゴリー別集計(CSV)」ボタンをクリックすると、CSVファイルがダウンロードされます。
「棚卸集計表」で確認できる項目については、下記のページをご確認ください。
「棚卸明細表」や「棚卸集計表」のCSVファイルは、Excelなどで開いて確認できます。
- 画像は「棚卸明細表」の場合。
「棚卸詳細」画面の見かた
-
- 画像は「棚卸中」の場合
-
- 1棚卸の編集/棚卸情報
-
棚卸中の場合は「棚卸の編集」、棚卸完了の場合は「棚卸情報」と表示されます。
- 2集計を見る
-
棚卸しの集計結果を確認できます。
詳しくは棚卸集計を確認するをご確認ください。 - 3棚卸し商品検索
-
カテゴリーや棚卸の入力ステータス※1、商品名・バリエーション・商品コードなどを組み合わせて、絞り込み検索ができます。
- 入力ステータスは、「未入力」「入力済(過不足あり含む)」「過不足あり」から選択できます。
- 4棚卸し商品一覧
-
商品やバリエーションごとに、棚卸しができます。
棚卸し方法の詳細は棚卸し方法をご確認ください。-
- カテゴリー
-
商品に設定されているカテゴリーが表示されます。
-
- 商品名/バリエーション
-
商品に設定されている商品名と、バリエーションを設定している場合は、バリエーションが表示されます。
- 商品名は、大文字/小文字が区別されます。
- 商品やバリエーションに対して商品コードやバーコードを設定している場合は、商品コードやバーコードも表示されます。
-
- 想定在庫数
-
商品の論理在庫数(想定される在庫数)が表示されます。
- 「在庫管理」画面で、入出荷などの在庫管理を行うと「想定在庫数」に反映されます。
-
- 実在庫数
-
棚卸しでの在庫数を入力します。
実在庫数は、数値を手入力、バーコードリーダーでバーコード読み取り、端末のカメラでバーコード読み取り※1のいずれかで入力できます。
詳しい手順は、実在庫数を入力するをご確認ください。- 端末のカメラでバーコード読み取りは、Airレジ アプリのみの機能です。
-
- 原価
-
商品やバリエーションに原価を設定している場合は、原価が表示されます。
- 原価を設定していない場合は空欄となります。
-
- 在庫評価額
-
商品やバリエーションに原価を設定している場合は、実在庫数を入力すると在庫評価額が算出されます。
- 「在庫評価額」の算出方法は、実在庫数✕原価です。
-
- 過不足
-
「想定在庫数」と「実在庫数」に差異がある場合は、過不足分の数量が表示されます。
-
- メモ
-
商品やバリエーションごとに、棚卸し時のメモが残せます。メモ欄のえんぴつマークをタッチして、メモを入力します。
- メモの入力・編集は任意です。
- 過不足があった場合に棚卸し完了時に実在庫数を在庫数に反映させると、あとから「在庫変動履歴」でもメモを確認できます。
-
- 変動履歴
-
在庫の増減の履歴を一覧で確認できます。
- 棚卸しが完了するまでは、「変動履歴」には反映されません。
-
- 5カメラでバーコードを読み取る ※アプリのみ
-
「商品登録」画面でバーコードを設定している商品の場合は、端末のカメラでバーコード読み取ることで実在庫数を入力できます。
詳しくは端末のカメラでバーコードを読み取る場合をご確認ください。- 商品やバリエーションにバーコードを設定していない商品のバーコード読み取りはできません。
- 6一時保存
-
棚卸しの途中で内容を一時保存できます。
詳しくは棚卸し途中で一時保存する場合をご確認ください。 - 7棚卸を完了する
-
棚卸しを完了する場合にタッチします。
詳しくは棚卸しを完了するをご確認ください。
お困りごとは解決しましたか?
もしかすると他のキーワードで、お探しのページが見つかるかもしれません。