店舗独自のサービス料やクーポンなどを登録する際に、割引・割増やサービス料のどちらで登録すべきかをご説明します。
会計金額に加算するサービス料などの場合
会計金額に対してサービス料を料率(%)で加算する場合は、「サービス料設定」画面から登録します。
- 料率(%)ではなく、金額(¥)を指定してサービス料を適用する場合は、金額(¥)を指定してサービス料を適用する場合をご確認ください。
サービス料の登録方法については、下記のページをご確認ください。
金額(¥)を指定してサービス料を適用する場合
500円や1,000円など、金額(¥)を指定して会計金額に加算する場合は、Airレジの「商品設定」画面から、標準税率10%の商品として登録します。
商品の登録方法については、下記のページをご確認ください。
- サービス料をすでに「割増」として登録している場合
-
- 店内飲食のみなど、扱う商品の税率がすべて標準税率10%のみの場合は、「割引・割増」の「割増」のままでも問題はありません。
- 店内飲食の会計時に、持ち帰り食料品(軽減税率8%)や非課税の商品も含めて会計する場合には、「サービス料」または標準税率10%の商品として登録することを推奨します。
「割引・割増」の「割増」としてサービス料を会計伝票に適用すると、税込小計額に対して割増が加算されるため、軽減税率8%や非課税の商品を含む会計をする場合は、消費税額が正しく算出されない可能性があります。
詳しくは、会計に適用するサービス料と割増の計算式についてをご確認ください。
会計金額から割引をするクーポンなどの場合
会計金額に対して割引をするクーポンなどの場合は、Airレジの「割引・割増設定」画面から「割引」として登録します。
- 「割引・割増」では、料率(%)または金額(¥)指定のどちらでも登録できます。
割引・割増の登録方法については、下記のページをご確認ください。
会計に適用するサービス料と割増の計算式について
商品に同じ料率(%)を適用した場合でも、サービス料と割増では加算する計算式や、レシートへの印字内容が異なります。
計算方法 | 消費税率 | レシート印字 | |
---|---|---|---|
サービス料 | 税抜小計額×サービス料率 |
|
下記の順番で「サービス料率+金額」が印字される。 ①小計 |
割増 | 税込小計額×割増率 |
|
下記の順番で「金額」のみ印字される。 ①小計 |
サービス料
-
- 計算方法
-
税抜小計額×サービス料率
-
- 消費税率
-
- サービス料自体の消費税率:標準税率10%
- サービス料額:標準税率10%の売上に含まれる
-
- レシート印字
-
下記の順番で「サービス料+金額」印字される。
①小計
②サービス料
③外税計
④合計
割増
-
- 計算方法
-
税込小計額×割増率
-
- 消費税率
-
- 割増自体の消費税率:注文商品の消費税率による
- 割増額:消費税率ごとの売上に含まれる
-
- レシート印字
-
下記の順番で「金額」のみ印字される。
①小計
②外税計
③割増
④合計
軽減税率8%や非課税の商品を含む会計をする場合は、割増として適用すると消費税額が正しく算出されないため、サービス料を適用してください。
- サービス料を標準税率10%のみの商品に適用させ、軽減税率8%や非課税の商品分の伝票を分けるかどうかは、店舗様のご判断になります。
例として、ランチ1,000円(標準税率10%)と持ち帰り用菓子1,000円(軽減税率8%)を注文し、小計金額2,000円に対してサービス料と割増をそれぞれ10%で適用すると、下記の計算式となります。
- 「外税」商品の場合の計算式となります。
サービス料(10%)の場合
小計金額2,000円に対してサービス料(10%)の200円と外税計200円が加算され、会計金額は2,400円となります。
- 外税金額は、商品に対する外税計180円+サービス料(10%)200円に対する標準税率10%の外税20円=200円となります。
割増(10%)の場合
小計金額2,000円+外税計180円の合計金額2,180円に対して割増(10%)218円が加算され、会計金額は2,398円となります。
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