商品や返金方法を指定して返品ができます。 返品方法は、伝票から対象の商品を指定して返品する方法と、返品伝票を作成して返品する方法の2通りがあります。
- バーコードリーダーを利用している場合は、返品伝票作成時にバーコードを読み取ることで返品商品を指定できます。
事前設定により、返品時の在庫数の連動や、返品情報の売上データへの反映ができます
返品機能を利用する前に事前に設定しておくことで、返品数と在庫数の連動や、返品付加情報※1を各売上CSVファイルへ反映させることが可能になります。
また、パスコードを設定して返品作業を行う担当者を限定することもできます。
詳しい設定方法は、下記のページをご確認ください。
- 設定に関わらず、返金総額は売上金額に反映されますが、事前設定を行うことで、返金総額にあわせて返品件数や個別の返金額を返品付加情報として出力できます。
返品・返金を行う前の確認事項
伝票から返品ができるか確認する
下記のいずれかの条件に当てはまる場合は、伝票からの返品ができません。 この場合は、返品伝票(マイナス伝票)を作成して返品する方法で返品を行ってください。
- バーコードリーダーを利用している場合も、返品伝票を作成して返品を行ってください。
返品ができない伝票の条件
- 会計から60日以上経過した伝票
- 全体割引/割増、端数値引きが行われた伝票に対する一部商品の返品※1
- 会計後に金額修正が行われた伝票
- すでに一度返品が行われた伝票※2
- 伝票の一部商品の返品はできませんが、すべての商品の返品は可能です。
- 返品当日に限り、先に返品伝票を削除することで、新たに返品が可能です。当日の返品伝票の削除方法は、返品当日の返品伝票の削除方法をご確認ください。
上記に該当しない場合は、伝票から返品する方法で返品を行ってください。
キャッシュレス決済を利用しているか確認する
Airレジの返品・返金は、Airペイなどの決済アプリ、または「スマート支払い」や「モバイルオーダー」などのオンライン決済と連携していません。
キャッシュレス決済を利用している場合は、返品・返金を行う前に、キャッシュレス決済側で取引の取り消しを行ってください。
決済方法ごとの取引の取り消し方法
-
決済アプリ(Airペイ/Airペイ タッチ/Airペイ QR/Square)の場合
-
オンライン決済(スマート支払い)の場合
経路がホットペッパーグルメの決済を取り消す(レストランボード FAQ)
- 「スマート支払い」で決済した取引を取り消す流れについては、下記のページをご確認ください。
-
オンライン決済(モバイルオーダー)の場合
経路がAirレジ オーダーまたは、Airレジ オーダーの「モバイルオーダー 店内版」「モバイルオーダー 店外版」の決済を取り消す(レストランボード FAQ)
- キャッシュレス決済の返金について
-
- キャッシュレス決済手段によって支払われた金額の返金は、決済事業者等の加盟店規約に従い行ってください。
- 交通系電子マネーなど取引の取り消しができない場合は、現金での返金を行ってください。
- 決済方法によっては、返金が行えないものもあります。必ず、決済アプリ側での返金操作が完了したことを確認のうえ、返金方法を指定してください。
伝票から返品する方法
伝票から返品対象の商品を指定して、返品ができます。
- 条件により、伝票から返品できない場合があります。詳しくは、伝票から返品ができるか確認するをご確認ください。
STEP1.返品対象の伝票を選択する
会計当日(営業日の変更時刻「前」)の返品の場合は「レジ締め前伝票」画面から伝票を選択できます。
また、「取引履歴」画面からも伝票を選択できます。「営業日の変更時刻」を過ぎて返品を行う場合は、「取引履歴」画面から伝票を選択します。
- Airレジでは、「営業日の変更時刻」を境に売上集計の日付が自動で切り替わります。営業日の変更時刻「前」の伝票は「レジ締め前伝票」画面に表示され、返品が行えます。
「レジ締め前伝票」画面の場合
- Airレジ アプリ
-
- ホーム
- 点検・精算[レジ締め前伝票一覧]
- レジ締め前伝票
「レジ締め前伝票」画面で、返品対象の伝票を選択し、「返品する」をタッチします。
「取引履歴」画面の場合
- Airレジ アプリ
-
- ホーム
- 点検・精算[取引履歴]
- 取引履歴
「取引履歴」画面で、返品対象の伝票を選択し、「伝票から返品」ボタンをタッチします。
- 「種別」と「期間」を選択して、伝票の絞り込み検索ができます。詳しくは、下記のページをご確認ください。
STEP2.返品対象商品を選択する
伝票内の全部の商品を返品する場合
何も選択せずに、「返金方法の選択へ進む」ボタンをタッチします。
- 初期状態では、伝票の商品すべてが返品対象です。そのまま「返品方法の選択へ進む」ボタンをタッチすると、すべての商品を返品します。
伝票内の一部商品を返品する場合
「返品する商品を個別に選択する」を「オン」にして、返品する商品にチェックを入れます。1つの商品で返品数が複数ある場合は、点数を入力します。
返品商品の選択が完了したら、「返金方法の選択へ進む」ボタンをタッチします。
伝票に顧客情報の紐付けができます
「顧客検索」をタッチして顧客を検索し、検索結果から顧客を選択すると、顧客情報が伝票に紐付けられます。
- 会計時に顧客情報の紐付けを行っていた場合は、伝票から返品する際に顧客情報が引き継がれます。
- 伝票に紐付けた顧客情報は、会計明細CSVファイルで出力することもできます。
STEP3.返金方法を選択する
- キャッシュレス決済を利用している場合
- Airレジから返品・返金を行う前に、キャッシュレス決済の取引を取り消してください。
詳しくは、キャッシュレス決済を利用しているか確認するをご確認ください。
返金方法を選択し、「返金する」ボタンをタッチします。
- 返金方法は複数選択できます。
- 初期状態では、会計時に利用した決済方法と「現金」が表示されています。
- 会計時に現金で決済した場合は、「現金」のみが表示されます。
- 「返金方法をすべて表示する」をタッチすると、登録済みの支払い方法が表示されます。
- Airペイなど決済アプリの返金方法を選択した場合は、確認メッセージが表示されます
-
返金前に、決済アプリもしくは管理画面から取引の取り消し操作を行ったうえで「返品完了へ進む」をタッチします。
- 交通系電子マネーなど取引の取り消しができない場合は、現金での返金を行ってください。
返品メモを活用できます
返品時に、返品理由などを「返品メモ」に記入できます。「返品メモ」の内容は「取引履歴」画面に反映され、後から返品理由などの確認ができます。
- 「返品メモ」に記入された内容は、会計明細CSVファイルの「メモ」として出力できます。
STEP4.返品完了後にレシートを印刷する
「返金完了」画面から、「返品証明書」「会計レシート」「領収書」が印刷できます。必要なレシート類のボタンをタッチして印刷します。
以上で、返品が完了しました。「Airレジホーム」ボタンをタッチして、ホーム画面に戻ります。
- 「レジ・プリンター」画面で、「会計レシート自動印刷」を「オン」に設定している場合は、「返品証明書」のみ自動で印刷されます。
レシート類について
名称 | 説明 | 自動印刷※1 | 印紙対象※2 |
---|---|---|---|
返品証明書 | 返品商品と返金額を証明するレシートです。
|
可 | 対象外 |
会計レシート | 伝票の一部商品を返品した場合に印刷できます。返品商品を除いた会計レシートの再印刷となります。
|
不可 | 対象 |
領収書 | 伝票の一部商品を返品した場合に印刷できます。返品商品を除いた領収書の再印刷となります。
|
不可 | 対象 |
返品証明書 |
|
---|---|
会計レシート |
|
領収書 |
|
- 自動印刷:会計レシートの自動印刷を設定している場合、自動で印刷されます。
- 印紙対象:印刷することで印紙税の納付対象となります。(規定金額を超えた場合)
元の紙レシート、領収書に添付した印紙に関しては、税務署で払い戻しが可能です。
返品伝票(マイナス伝票)を作成して返品する方法
注文入力のように商品選択エリアから返品する商品を選択し、返品伝票(マイナス伝票)を作成して、返品ができます。バーコードリーダーを利用している場合は、商品バーコードを読み取ると商品が選択されます。
-
- 返品伝票(マイナス伝票)を作成する
-
- Airレジ アプリ
-
- ホーム
- 点検・精算[取引履歴]
- 取引履歴
「取引履歴」画面で、「+ 新規伝票を追加」をタッチします。
- 「この伝票は返品できません」のメッセージが表示された場合も、返品伝票(マイナス伝票)を作成して返品します。
-
「返品ができない伝票の条件」に当てはまる伝票から返品しようとした場合、下記のメッセージが表示されます。
「返品伝票を作成する」をタッチして、返品伝票(マイナス伝票)を作成します。
-
- 返品する商品を指定する
-
返品商品の選択は、「商品を指定して返品」画面から行います。注文の入力方法と同様に、商品を選択するか、商品バーコードを読み取ります。
「注文入力」画面からは返品できません。「商品を指定して返品」画面であることを確認して、返品を行ってください。
返品する商品と購入日※1を選択して「返金方法の選択へ進む」ボタンをタッチします。
- インボイス制度に対応した適格返還請求書を発行する際は、返品対象となった取引の購入日選択が必須となります。
- 複数点ある場合は、点数も入力します。
- 「タイル」「リスト」「商品検索」「カスタム商品」から商品を選択できます。
- バーコードリーダーを利用している場合
-
商品バーコードを読み取ると商品が選択されます。
割引/割増価格での返品もできます
返品商品に対して、商品ごとの個別割引/割増、または全体割引/割増を設定して、返品もできます。
-
- 返金方法を選択する
-
以降の手順は、STEP3. 返金方法を選択するをご確認ください。
返品情報を確認する方法
返品を行うと、「レジ締め前伝票」画面と「取引履歴」画面に「返品伝票」が作成されます。
- 営業日の変更時刻「前」までは、「レジ締め前伝票」画面で「元伝票」と「返品伝票」の確認ができます。
レジ締め前伝票画面
- 一部商品を返品した場合は「一部返品済み」、すべての商品を返品した場合は「すべて返品済み」と伝票に表示されます。
- 「領収書」「会計レシート」の再発行ができます。
- 伝票に「返品」と表示されます。
- 「返品証明書」の発行ができます。
取引履歴画面
- 種別に「会計(返品あり)」と表示されます。
- 一部商品を返品した場合は「一部返品済み」、すべての商品を返品した場合は「すべて返品済み」と伝票に表示されます。
- 種別に「返品」と表示されます。
- 「元伝票を見る」をタッチすると、元伝票が表示されます。
返品伝票から作成した場合は、確認できる返品情報が一部異なります。
「返品伝票を作成して返品」の場合は、「伝票から返品」と同様に売上データへの反映や会計ソフトへの連携はされますが、元伝票から返品を行っていないため、下記の違いがあります。
- 一部商品を返品後に、会計レシートおよび領収書の印刷ができません。
- 「レジ締め前伝票」画面、「取引履歴」画面での、伝票の表示が異なります。
- 元伝票に「返品済み」と表示されません。
- 元伝票と返品伝票が相互につながりません。
- 会計時の下記の情報は返品伝票に引き継がれないため、必要に応じて再入力が必要になります。
- 会計日(返品証明書へは印字されます。)
- 顧客情報の紐付け(顧客の会計履歴には反映されます。)
返品当日の返品伝票の削除方法
返品当日に限り、「レジ締め前伝票」画面から、返品伝票を削除できます。
返品伝票を削除することで元伝票から返品情報が取り消され、新たに伝票から返品や金額修正が行えるようになります。
一度削除した返品伝票は復元できません。削除する前に再度ご確認ください。
- Airレジ アプリ
-
- ホーム
- 点検・精算[レジ締め前伝票一覧]
- レジ締め前伝票
-
「レジ締め前伝票」画面で、削除したい返品伝票と、返品を行った元伝票を確認します。
- 返品を行った元伝票には、「一部返品済み」または「すべて返品済み」と表示されています。
-
返品伝票を選択し、右側に表示された詳細から、「削除する」ボタンをタッチします。
- 誤って元伝票を削除しないよう、ご注意ください。
-
「返品伝票を削除します」の確認メッセージが表示されたら、「削除する」をタッチします。
-
返品伝票に「削除済み」と表示され、元伝票から返品情報が取り消されます。
- 返品を行った元伝票からは、「一部返品済み」または「すべて返品済み」の表示が消えます。
以上で、返品伝票の削除は完了です。
会計伝票から、再度返品を行う場合は、伝票から返品する方法をご確認ください。
金額の修正を行う場合は、下記のページをご確認ください。
返品についてのよくあるご質問
返品後の売上データへの反映など、よくあるご質問については、下記のページをご確認ください。
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